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梅毒の患者が過去最多ペースで増加

 滋賀県において、今年の6月末までに診断された梅毒患者は26件となっています。

 これは、過去最多の報告数(46件)となった昨年の同時期よりも多い報告数となっており、過去最多を更新するペースで増加しています。

 また、国立感染症研究所の発表によると、全国においても上半期の梅毒患者数が5000人を超え、1999年以降で年間の最多数(7983人)を記録した昨年の1.6倍のペースで増加しており、このままの勢いでは年間1万人を超える勢いです。

 

 梅毒は、主に性的な接触(アナルセックスやオーラルセックスを含む)により感染する感染症です。予防にはコンドームが有用ですが、完全に予防できない可能性があります。感染の心配がある場合は、検査により感染の有無を確認することが大切です。また、妊娠中の方は、胎児への感染予防のために、必ず妊婦健診で梅毒検査を受けましょう(滋賀県配信メールより)。

 

 滋賀県では、無料・匿名での検査を実施しています。検査を希望される方は保健所までご相談ください。

◇滋賀県感染症情報センター TEL:077-537-7438