滋賀県理容組合 新型コロナウイルス関連情報
 緊急事態宣言が全国に拡大され、県内の感染事例も増加傾向にあります。組合員の皆様には不安な日々が続いていることと拝察します。
 今こそ国家資格を持ったプロフェッショナルとしての自覚を持ち、この猛威に耐え自粛と共存する方法も考えましょう。
 先に政府は理容店を「社会生活を維持するうえで必要な施設」とし、休業要請を出しませんでした。しかし、感染が急激に拡大している都心部では自主的に休業をする理容店も出てきています。滋賀県は「特に警戒が必要な府県」として指定されている京都府、岐阜県と隣接しているため、これら都心部と同様の事態になる可能性が大きく、今後は営業の形態を変更することが必要になります。
 
営業を継続するうえでのアイデア(一例です。
完全な感染予防を保証するのもではありません)
 *衛生管理、消毒の徹底
  ・理容師法に定める消毒方法の徹底(技術者の手指、器具、タオル・クロスなどの布片)
  ・店内の清掃、消毒(ドアノブ、椅子、客待ちの雑誌類など、拭き掃除と的確な消毒)
  ・意識して換気を(常に店内の空気が外気と交換されていることが望ましい)

   

 *可能な限り3密の回避を(特に客との距離)
  ・客が重ならない予約を(予約枠のゆとり)
  ・複数人が同時接客する場合は隣り合わせない椅子で施術
  ・マスクの常時着用(客にもマスクを着用してもらっての施術方法を工夫)
  ・使い捨て手袋、フェイスシールド、ゴーグルなどの活用(接触・飛沫感染、目からの感染防止)
 
 *健康管理
  ・従事者全員の検温、健康状態の確認
  ・お客様への注意喚起(発熱、感冒症状のない状態でのみ来店可能)

 

 *その他
  ・プレシャンプーの導入(ヘアカウンセラー 、板羽名誉講師からの提言)
     界面活性剤はウイルスの不活化に有効です。
      理容業は手指以上にウイルスに汚染されているお客様の頭髪を扱う仕事
    (表面積の違いは歴然!)ですので、施術前にシャンプーをすることは、
     従事者をウイルスの脅威から護るため重要です。
      また、あわせて熱い蒸しタオルで顔面を清拭することは、感染防止にくわえ、
     お客様への安心とサービスにつながります。顔面処置で使用する蒸しタオルは、
     常に新しい面を使用して清拭し、ただちに消毒してください。
  ・シェービングなどのサービス停止
      事態収束までの間、シャービング、ヘッドスパなど、「密」な状態が発生する
     メニューを停止する。

 

 依然として未知な部分の多い新型コロナウイルスですが、科学的証明は未定ながら、消毒用エタノール(濃度に注意)、次亜塩素酸(ph、使用方法、保管方法に注意)、界面活性剤(石鹸やシャンプー剤)が不活性化できる(実質的にやっつける効果がある)と言われるようになってきました。身体の全表面にはウイルスが付着していることを前提にし、自宅へ帰ったら洋服は洗濯機へ、洋服から出ている部分(手、顔、髪の毛)はできるだけ早急に洗い流すことが重要であることをお客様にお伝えください。手洗いと同様、顔や髪の毛の洗浄も感染予防に重要であることは、我々理容師がプロとしてお客様にできるアドバイスです。
 また、自主的に休業をお考えの方もいらっしゃると思います。地域のインフラとしての存在意義と、感染拡大を防ぐ社会的責任との狭間で、苦渋の決断をされることもあると思います。収束の兆しが見えない中で、営業時間の短縮や、予約数の制限で売り上げの低下が避けられないこともすべての組合員みなさんに共通の悩みです。資金的な支援はどんどん拡充されています。みなさまに有益な情報はできるだけ早急に発信してまいりますので、ひとりで悩まず、組合全体でこの事態を乗り切っていきましょう。
 *新型コロナウイルス感染症特別貸付についてはこちら(日本政策金融公庫のホームページ)
 *「実質無利子化」についてはこちら
 *その他の支援についてはこちら(組合ホームページ)